アフィリエイトの基礎

アフィリエイトとは

アフィリエイト（Affiliate）とは英語で「提携する」という意味です。ネット上に広告を出したい企業と提携し、ホームページやブログ上に広告を貼り付け、そこからうまれた売上の一部を報酬として受け取ることが出来る仕組みです。アソシエイト(associate)と呼ばれることもあります。

一般的には商品やサービスの購入などによって、売上が発生した場合に報酬が支払われますが、資料請求や口座開設など、ユーザ側がお金を支払わなくても報酬が発生することもあります。

企業側から見ると、何かしらの成果が上がったときにだけ広告料を支払えばいいので、他の広告手段と比較して費用対効果の高い方法であるということが出来ます。

例えば、テレビCMや新聞、雑誌などの広告と比べてみると分かりやすいと思います。テレビCMの場合、15秒なり30秒なり画面に広告を映すことに対して企業はお金を払います。新聞、雑誌も同様に、紙面のスペースに対してお金を払い広告を掲載します。

しかし、お客さん側がその広告を見たのかどうかということは普通は分かりません。テレビCMが始まったらトイレに行くという人は多いと思います。大金を払ってCMを流している企業としてはたまったものではありませんね。

それに比べてアフィリエイトの場合、企業は売上があがってから初めて広告量を支払えばいいのです。それまではいくら広告を載せていても、一円も払う必要がないわけです。これは非常に効率の高い広告手段であると言えます。

もちろん、アフィリエイトを貼るサイトの方にもメリットは多いです。もともと広告を貼っていなければ、そのサイトからはまったく収益は上がらないわけですから、損をするという事は何もないのです。加えて、アフィリエイトの広告自体がサイトのコンテンツの一部として使えることが多いため、サイト内容の充実の助けにもなります。

ASPとは

さて、アフィリエイト広告を出したい企業も、それを自分のサイトに貼り付けたいサイト運営者もたくさんいるわけですが、その両者が直接連絡をとって提携を行うというのは非現実的な話です。

企業としては、何万もあるサイトを見て回って、自社の広告を貼って貰うようにお願いするなんてことは出来ませんし、ユーザ側から見てもそれは同じです。

そこで、両者の間を仲介するためにうまれたサービスが、アフィリエイト・サービス・プロバイダ(ASP)と言われるものです。

ASPは、広告を出したい企業を募り、その条件をまとめて、提携サイト希望者に配信します。こうすることによって、サイト運営者側はASPに登録されている情報の中から、自分のサイトに適した広告を簡単に検索することが出来るようになるわけです。

また企業側としても、ASPにさえ登録しておけば、後は勝手にたくさんのサイト運営者が広告を貼り付けてくれるので、非常に効率的に提携サイトを増やすことが出来るというわけです。

アフィリエイトの特徴

通常の広告媒体と比較した場合のアフィリエイトプログラムの利点としては、なんといってもその手軽さでしょう。企業側も提携サイト側も、非常に簡単に提携を行うことができます。

また、成果が目に見える形で現れるという点も見逃せません。テレビCMをいくら流したところで、そのCMがきっかけで商品が売れたかどうかということは普通は分かりません。アンケートなどで、「この商品をどこでお知りになりましたか？」と必ず聞いているのは、これが知りたいからに他なりません。企業としては、もちろん無駄な広告費は出したくないので、効果が上がっていない広告を探し出す必要があるのです。

それが、アフィリエイトプログラムの場合、どこの提携サイトのどの広告から契約に至ったかということが正確に分かります。企業側としては、効果がはっきりと確認できるので安心して広告を出し続けることができるというわけです。

提携サイトの方も、どの企業のどの商品が売れているのかという情報が分かりますので、よく売れる商品を集中的に宣伝するといったことが可能になります。

アフィリエイトはこのように、今までにない素晴らしい特徴を備えた広告手段です。テレビCM、新聞・雑誌広告などと同様に今後メジャーな広告手段のひとつとしての地位を手にするものと思われています。

これを見逃す手はありません。このサイトで書いているように、誰でも簡単に提携サイトを作ることは可能なのです。是非あなたも自分のサイトを持って、広告を配信する側の仲間入りをしましょう！